
15 8月 シニア犬。夏の温度管理のコツ【お出かけ編】
日本の夏のお出かけは、ワンズにとっては命取りになりうる時期でもあります。中でも中型以上の犬は特に暑さ、湿度に弱いの気を付けて下さいね。小型犬でも人間と同じ感覚で考えるのは危険です。
さて、シニアになると一回体調を崩すとガタガタっと調子が悪くなることも多いので簡単にできる夏の熱中症予防をしておきたいですね。
1.車にクーラーが付いていても、後部座席は暑い・・!
車種によっては後部座席専用のエアコン吹き出し口がありますが、前にだけしかない場合、夏の後部は継続的にエアコン付けていても気を付けてあげてください。
シニア犬だと口が開くとかベロが出てハアハアしてる、というので見分けがつきますが、ハイシニアとなってくると暑いと感じていても表情にでにくい&寝てしまうとわからないのが注意ポイントです。
2.夏の便利ツール:温湿度計
車中ではざっくり言うと中型犬以上のだと、前の席がちょっと涼しいなと思うくらいで後ろがちょうどいいように思います。もっときっちりしたい人は温湿度計もお勧めです。これはお散歩のときにもかなり活躍しました。気温と湿度を数字で見れます。これに限らず置き型タイプなどたくさん売っています。(但しいずれも人間用なので、熱中症注意表示(写真の周囲にある色別の表示)はワンズの目安にはなりません。)
3.冷たいものを持っていく!
またクーラーが届きにくい位置に犬がいる場合や、カートの中では凍らせたペットボトルを体のそばに置いて体を冷やしてあげるのはお勧めです。犬によってはボトルだと避けちゃう子もいます。その場合は平べったい大きな保冷剤などを使ってみてください。触れてないと涼しくないので、形が変わるだけでこれなら乗ってくれることもありますよ。(保冷剤はかじらないように注意。)
4.風も重要!
USBなどで充電できて手持ちできる携帯扇風機。これをワンちゃん専用に置いたり、カートに設置したりするのはお勧めです。風があるだけでずいぶん楽になります。クリップが付いたタイプもありますよ。
5.日光を遮る工夫を。
日のあるうちは避け、せめて日陰の多い時間帯にお散歩は一般的ですが、車中も直射日光は可能な限り防いであげると暑さを軽減できます。ただし、ペットカートを閉めるのはメッシュ素材とはいえ風が通りづらく夏は注意です。一部あけて扇風機がいいかも?ワンズが乗る車の座席は、シェードを付けたり、断熱・UVフィルムを貼るのもかなりお勧めです。