
23 9月 米国のFDAが犬猫のノミ・マダニ駆除薬ネクスガード、シンパリカ、ブラベクトの安全性について注意喚起。
ノミ・ダニ駆除は皆さんやってると思いましたので、下記ご参考まで・・。
9月20日付けで米国のFOOD&DRUG Administration(FDA)がイソオキサゾリン系の犬猫のノミ・マダニ駆除薬について神経性副作用が起きる可能性があることを注意喚起しました。
商品名で言うと、
ネクスガード、シンパリカ、ブラベクトそしてクレデリオ。これらはFDAの許可が下りているわけですが、販売後のマーケティング調査の中で筋肉の震え、運動失調、発作と言う神経性の副作用が起きることが分かったそうです。
イソオキサゾリン系の製品に共通してこういった副作用が見られたため、FDAはネクスガードなどのイソオキサゾリン系の製品の製造会社と共に、神経性の症状について目立たせた新しい情報表示を含める方向で検討しているそうです。
当然許可前にFDAは注意深く製品を評価しますが、発売後大規模な数で製品が使用されてから新しい情報が出てくることがあるんだそうです。そして発売から3年間はFDAは副作用の報告に注意を払っているそうです。
という記事を読んで、ふと私の担当獣医さんや友人の医者も長年販売しているサプリやお薬の方が長期的にいろんな人に使われた場合のことが分かっているので安心と言っていたのを思いだしました。なるほどなぁ。
話を戻して・・FDAは、イソオキサゾリン類の製品を犬や猫にとって安全で効果のあるものと考えていますが、ペットのノミ・ダニの製品を選ぶ際に飼い主さんや獣医師がそういった事実を考慮した上で選択できるようにこの情報を提供しています。ほとんどの犬および猫にはこれらの副作用が起きていませんが、発作は病歴のない場合でもで起こりうるそうです。ノミ・ダニ駆除薬は沢山商品がありますが、獣医師と相談したうえで適切なものを選択してください、とあります。
薬の進化は嬉しいことですが、こういったことも知りつつ判断していきたいと思いました。
*この情報は、FDAのウエブサイトからの情報です。