ペットシッター(飼い主さんが出来ない時に、ペットのお世話をするサービス)の場合は自分の活動エリアがありますよね。 新規のお客様を得るために、まずはちらしやHP作成、そして何より地元の獣医師やペットショップと連携するのが効果的と言われています。昨今はエリアを選んでFacebookやインスタで広告を打つことも検討してもいいですね。 でももし20万円広告に使ってもまったく依頼の電話がなかったらどうしますか?そんなことある?あったんです。以下は実話です。(私が参加している米国を中心に約2500人が登録しているクローズドのペットビジネスグループProsperous Pet Business Groupより。なので今回は写真がなくて文字中心です) サンフランシスコの郊外に住むペットシッターBethは、墨田区や府中市とおおよそ同じ人口、ゴールデンゲートブリッジを渡ればすぐのマリンカウンティを活動エリアに去年の12月にビジネスをスタートしました。グーグルAD,Facebook広告、2つの地元紙に広告を打ちましたが、5月現在も電話が一本も来ないと。行き詰ってしまった・・・と投稿しました。 するとほどなくして同じシッタービジネスをしている人が本気のアドバイスがどんどんくれたんです。 ・BethのFacebookページは良い感じだけど、投稿がほとんどないのと、内容もあまりない点を改善した方がいい。 ・BethのHPにはシッター料金表がないので、載せるべき。お客ならまず自分の予算にあうかどうか見てから連絡する。その方が自分も相手も時間の無駄にならないから。 ・地元のシッターのグループに参加すること。 これらは単に1人のシッターからのアドバイスだし、自分に当てはまらないかもと取るかどうかは本人次第。でも、上の2つはお金かけずに出来ることですよね。3つめも地元のグループならそんなに高くないんじゃないかなぁ・・と。私ならやっちゃいます! そしてなんと、同じ町でシッタービジネスをやっているPattyもBethにアドバイスをしていました。競合になるのにアドバイス?と思いますよね。でも小さいビジネスの場合特に1人でシッターやドッグウォーカーをやっていると、自分が倒れたら代わりがいない。だからバックアップが出来ない時はお互いピンチヒッターになるなどして助け合えるということで連携を取る人もいるんです。おたがい助け合いノウハウもシェアして成長できるって素敵だなぁと思いました。 同業のグループと交流をしているといろんなアイデアが得られるので良いんですよね。日本でもそんなグループがどんどん出るといいなぁと思いました。 *クローズドグループ:非公開のグループ、登録した人たちだけが投稿したり見たりできるページ。時にはそこで相談したり意見交換したりアドバイスしたりもらったり・・も。 ...
アンドリア アーデン(Andrea Arden) はニューヨークを拠点に犬のしつけビジネスを展開している経営者です。
彼女自身もドッグトレーナーで、ロバートデニーロの愛犬など多くのセレブの愛犬のトレーナ、そしてアニマルプラネットの番組「Dogs101」でも有名ですね。