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やってはいけない動物行動学。無意識のうちに犬を緊張させていませんか?
動物行動学の分野においては、欧米と比べて日本は10年ほどは遅れていると言われています。また、情報が入ってきても全国的に浸透するまでに数年はかかります。その為、古くから言われている方法が最も良い方法と思われていることも少なくありません。

例えば元来「困った行動には、犬との上下関係をはっきりさせることが大切」と言われて来ました。しかし研究が進むにつれ「ほめることを基本に信頼関係を築く」という理論がもっとも適切だという事が、2000年頃から様々な研究によって科学的な根拠が示されました。
(JAPDT(日本ペットドッグトレーナーズ協会)カンファレンス2010の講義の中で紹介された内容を引用・まとめました。)

●犬にアルファロールをした結果・・・改善44% 悪化25% 不変31%
 成功率が50%未満しか無い上に、25%で行動が悪化する危険性もある方法。
                
*アルファロール:犬を仰向けに寝かせ、大人しくなるまで抑える行為

また吠えたり、暴れたりする犬を叱る際に良くしてしまう、
●首をつかむ・振るに至っては・・・改善28% 悪化32% 不変40%  
 と、これに至ってはやっても72%の確率で改善しないか、悪化したのです。

                                     
(米国の論文より)

行動が悪化する危険性の高いしつけが、数年前には推奨されていた方法だったのです。その認識が日本ではまだ残っていて、ついしてしまう、効果があると思われて使われていることがあるようです。現在は、これらの方法よりリスクが少なく効果の方法が推奨されているのです。


これらに限らず「犬を緊張させる接し方」を無意識にやってしまっていることが意外にあるので、「やってはいけない」事を意識する事も、作業効率を上げるには効果的です。


コンサルティングでは、「やってはいけない動物行動学forショップ編」「for動物病院編」などそれぞれの場面で使えるアドバイスを致します。

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